超外野から見たSexy Zoneの沼
今更ながら、2018年、24時間テレビのメインパーソナリティーにSexy Zoneが選ばれましたね。
メンバーの夢でもあったようで。めでたい!
実は最近、そんなSexy Zoneの沼に足をつっこみそうであたふたしております。
ジャニオタになった5年前から、メンバーの過半数が年下というくだらない理由で、Sexy Zoneは好きになるどころか興味が出る事もないだろうなと思ってました。
それがこの有様。笑うしかない(笑)
これ以上担当グループを増やすのはどうしても避けたいので、まだライブDVDには手を出しておりません。買える状況にもないし
ということで遠巻きに、外野から、薄目で見たSexy Zoneについて話したいと思います。
私が最初に彼らのパフォーマンスをちゃんと見たのは、約1年前
WEST目当てで見ていた少年倶楽部で彼らが歌っていた、「Rock tha town」でした。
もちろんV6が出演した際の紅白等で彼らの歌は聞いてたけど、「Sexy Zoneか、興味ないや」ってな感じでスマホいじってました(後悔)
その頃私が知っていたSexy Zoneは、
- 5人グループだけど、3人でCD出してる
- 超若い
- 甘くてかっこよくて王道なジャニーズ
くらいなものでした。
そんな私がなぜこの曲をちゃんと見たのかというと、まずこんなロックな曲歌うんだ、というところで少し興味を持ったから。
いつもなら早送りするところを試しに見てみることに。
曲調もさることながら、年下だし子供〜と思ってた彼らが黒基調のシュッとした衣装でキメてる姿に、「意外といいな」なんて思ったり。
かわいらしい路線で売っていると思ってた彼らが思いっきり腰を振っているのを見て思考が停止したり。
そしてむかえた中島健人くんのソロパート
「illなバイブは 蹴散らして Get it on」
聞いた時の私。
え。歌うま。
すごくびっくりした。
歌の途中で生歌ってことに気づいて関心してたんだけど(上からで失敬)健人くんの歌い方に圧倒されて。
歌がうまいジャニーズって結構タイプがあると思うんですよ。
音程が完璧な人
激しく踊りながら歌える人
感情込められる人
声質に魅力がある人
などなど。
健人くんのこのパートを聞いて、彼は聞かせるタイプの歌い方ができる人のそれだなと思いました。
なんだろう声が特別好きなわけでも、音程が完璧なわけでもないんだけど、すごく聞いてて気持ちよくなるような、勢いを感じる歌声でした。
シャウトしている感じが曲調にもあってたし。
一瞬で彼の印象が変わりました。
そしてこの一件からSexy Zoneを見直した私。
それから暇を持て余している時に彼らがゲストで出演した嵐にしやがれを見たり、West目当てで過去の少年倶楽部を見るときSexy Zoneだけは飛ばさずに見たり。
そして気づきました。
中島健人くんのスキルの高さ。
後輩やファンの前で、自分のキャラを演出して楽しませるのは言わずもがな
先輩と共演している時でも、場を壊さずに自分のキャラをちゃんとだしていて、彼相当頭いいんだろうな、っていうのが私でもわかりました。
頭いいっていうのは、全くマイナスな意味ではありません。
その時与えられた環境・自分の立場・求められていることをわきまえたうえで言動し、なおかつ自分のキャラを立たせることができるという意味です。
他の若いジャニーズを見ていると、たまに残念に思うことがあります。
それは、ベテランすぎる先輩と共演すると、キャリアの差が邪魔をしてお互いの良さが出てこないということです。
例えばV6は、現在活動中のグループの中で2番目に長いキャリアを持っています。
そうすると、普段絡まない後輩と絡んだ時、後輩くんたちは緊張しすぎて自分を出し切れず、V6は彼らを知らないからこそいじり切れず、という場面が発生してしまうのです。
ジャニーズはある程度縦社会だし、一括りで見ているとはいえ互いに会うことは年数回なのだから無理もありません。
でも健人くんは、TOKIOカケルに出た時も、V6のライブのMCで絡んだ時も、ちゃんと自分のキャラを立たせて話を盛り上げつつ、その場の空気を壊さないということができていました。
ここのバランスがとれるのは本当にすごいし、こういうタレントはジャニオタ意外にも好印象を与えられるんじゃないかなと思います。
その次に興味を持ったのは、菊池風磨くんでした。
私は最初彼が苦手でした。
赤西仁くんが大好きで、歌い方からファッションまで真似している、という話がV担の私にも届いていたからです。
あまり赤西仁くんや昔のKAT-TUNの、オレオレな感じが得意ではなかったので、彼にも苦手意識をもっていました。
そんな気持ちが180度変わったのが、彼のソロ曲、「20 - Tw/Nty -」を勝利くんと歌う様子をTwitterで見た時でした。
優しい微笑みを浮かべながら歌う風磨くん
序盤から目が赤く、途中で涙を流しながら歌う勝利くん
事情を全く知らない私でも、これがファンの間でとても大事にされている回だということは伝わってきました。
少し気になってネットで調べたことから、この歌にこめられた意味、この時歌った理由を知り、外野の私でもぐっときました。
でもそれ以上にぐっときた事実。
[ 作詞 菊池風磨 ]
いやまじで???詞書けんの?
まじでたまげた。
ご存知の方もいるかと思いますが、V6というグループは作詞という形で曲に関わることはあまりありません。
もちろん長い活動の中で、イノッチは作詞・作曲をするし、トニセン3人で書いたこともあるし、20周年では6人が書いた歌詞を集めて「此処から」という曲が生まれました。
でも、若いグループやTOKIOなどに比べたら作詞はしていない方だと思います。
2017年に発売したアルバムでは、1人1人がプロデュースという形で曲に携わっていました。
そんなグループのファンだからこそ、まだ年齢もデビューしてからも若い彼がこんないい歌詞を書くことに衝撃を受けました。
それから少し調べて知りました。お父様が嵐のデビュー曲を書かれていること、並々ならぬ努力で慶応大学に入り、無事卒業していること。
私が当初抱いていた厨二病のイメージとは異なり(その一面もあるのかもしれませんが)、年の離れた妹と弟を愛するお兄ちゃんであること。兄貴肌ぶりはグループ内でも発揮されていること。
いや男前だなおい
軽く小馬鹿にしていた5年前とは打って変わって、この人すごい、と単純に思うようになりました。
印象を変えてくれたソロ曲は、20歳になった節目に、周りの人への感謝を込めて書いた歌ということも知りました。
その歌詞がこちら
「裏切っても傷つけても 信じてまた愛をくれたね」
「手探りの愛で どんな夜も光灯して ぬくもりをくれたね」
「ありがとう 愛してるよ」
心にまっすぐ響きました。
私が親に抱いている気持ちをそのまま言語化してくれたかのようでした。
同世代の人がいたらぜひ聞いてほしい。
風磨くんは反抗期が大変だった(?)というのを耳にしたのですが、私自身は反抗期が遅れてきたため、ちょうど半年前くらいまで親には迷惑をかけつづけていて。
それがやっと終わって、私を大事に育ててくれたことに単純に感謝ができるようになった頃にこの曲を聞いて。
間違いなくここ1年で聞いたジャニーズの曲でトップ3に入るくらい好きになりました。
5人いるメンバーのうち2人のすごさに気づいてしまい、少しづつSexy Zoneの冠番組であるセクチャン等も見始めた2ヶ月前。
他の3人に関しても知識が増えました。
圧倒的な顔の美しさの裏に、ボケまくるメンバーにがんばってツッこんだり、好きな車の話になるとずっと喋っていられる無邪気さがある佐藤勝利くん。
デビュー組で唯一欧米国とのハーフであり、心の綺麗さが伝わってくる美しさと末っ子気質がかわいらしいマリウス葉くん。
周りに比べると小さい背丈なのに、踊り始めると迫力があってついつい目がいってしまう、でも喋るとどこか抜けている松島聡くん。
やばい。沼だ。
WESTに落ちた時と同じ沼の気配を察知しました。
てなわけで、今は文字通り「薄目で」Sexy Zoneを見ています(笑)
おそらくセーブできるということはまだ沼へは一歩分くらい遠いところにいるのだと思います。
それでも、1年でこんなに印象が変わるなんて思ってもみなかった。
圧倒的にスキルが高い健人くんと風磨くん。
その2人に支えられつつも急速に大人に近づいている3人。
お金に余裕ができたら、ライブDVDを見ようと思います。
それで沼へのあともう1歩を踏むことになるかどうか
乞うご期待(笑)
気づいたら3000字以上書いててびびった...
課題はいくら時間かけても全然進まないのに(涙)